椅子に座ると疲れる理由は? 疲れにくい椅子のポイントを解説
2025/12/18

テレワークで長時間椅子に座っていると腰や肩に痛みや疲れを感じることがありませんか?そのような方には、長時間の作業でも疲れにくいよう設計されたオフィスチェアがおすすめです。近年は職場だけでなく、テレワーク用に購入する方も増えています。
本記事では、椅子に座っていて疲れてしまう原因や正しい座り方のポイント、コクヨのおすすめのワークチェアについてご紹介します。
- 椅子に座っていても疲れてしまう原因
- 1-1.座り姿勢は立ち姿勢よりも、背骨が「アーチ状」になりやすいから
- 1-2.椅子のサイズが体に合っておらず、正しい姿勢で座れていないから
- 1-3.同じ姿勢が続くと、筋肉や血流に負担がかかるから
- 1-4.座面に対して局所的に圧力がかかっているから
- 正しい座り方のポイントとおすすめする疲れにくい椅子
- 2-1.立った姿勢に近い、座り姿勢が理想
おすすめするワークチェア(モネット・デュオラ) - 2-2.適正なサイズ調整を行うことで、身体の疲れが軽減
おすすめするワークチェア(ミトラ2・ベゼル) - 2-3.適度に身体を動かすことが重要
おすすめするワークチェア(イング・ウィザード4) - 2-4.イスと身体の接触面積を広げる
おすすめするワークチェア(パロ・リーテ)
- 2-1.立った姿勢に近い、座り姿勢が理想
- 椅子と姿勢を見直して疲れにくくしよう
1. 椅子に座っていても疲れてしまう原因

なぜ人は、椅子に座っていても疲れを感じてしまうのでしょうか。椅子に座っていても疲れてしまう4つの原因をご紹介します。
1-1.座り姿勢は立ち姿勢よりも、背骨が「アーチ状」になりやすいから
人間の背骨は、二本足で立った時にバランスが取れるように、横から見るとS字形状になっています。正しくない着座姿勢ではS字形状が崩れアーチ状になることで、椎間板や背中・肩の筋肉、内臓の圧迫など身体に負担がかかり、腰、上半身の様々な疲労を引き起こします。

1-2.イスのサイズが体に合っておらず、正しい姿勢で座れていないから
使っている椅子が身体に適したサイズに調整されておらず、正しく座れていないため、姿勢がくずれ身体への負担が増す事で疲れを感じやすくなります。

1-3.同じ姿勢が続くと、筋肉や血流に負担がかかるから
正しい姿勢で座っていても、長時間同じ姿勢を保つことで筋肉が緊張し、血流が滞るため、疲労が徐々に蓄積します。このような「静的疲労」は、理想的な座り方であっても同じ姿勢が続くと発生します。

1-4.座面に対して局所的に圧力がかかっているから
座った姿勢は、身体の接触面積が狭いため、座骨や腿の裏などに荷重が集中してしまいがちです。イスの場合、特に座面は圧力が集中しやすく、硬い面に長時間座ると痛みを感じることもあります。

2. 正しい座り方のポイントとおすすめする疲れにくい椅子
2-1.立った姿勢に近い、座り姿勢が理想
自然体で立っている時の姿勢の背骨が、理想的な「S字形状」です。その状態を座った姿勢でも、背骨を自然な「S字形状」に近づけることが重要です。

【アライメントとは?】
アライメントとは、「整列」「一列に並べる」という意味で、座る姿勢におけるアライメントは、身体を横から見たときの耳ー肩ー腰の整列のことを言います。


【骨盤を起こすイメージで、背骨をS字形状に】
耳ー肩-腰のアライメントを整え、立っている状態に近い座り姿勢を保つために、意識したいのは『骨盤』です。肩や背中に力を入れるのではなく、
・腰(骨盤)の上に耳、肩が並ぶようにイメージする
・姿勢が崩れたら、骨盤を起こすように時々座り直す
この2つを意識すると、身体への負担が少ない姿勢に繋がります。
骨盤は背骨と連動しているので、下記図のように「骨盤を起こす」ことで、力まずに背骨のS字形状を保つことができます。

身体の負担を軽減し、自然に理想のアライメントを促す
コクヨがおすすめするワークチェアー
【Monet モネット】

- 高さ調整機能付きのランバーサポート
- ポスチャーサポートシートで、骨盤の前滑りを防止
- 5段階のロッキング反力簡易調節機能を搭載
【Duora2 デュオラ2】

- ベルビックアジャストサポートで背骨を自然なS字形状に
- 前傾姿勢に配慮したオートチルトメカニズム
- 姿勢変化や幅広い体格差に合わせた調整が可能
2-2.適正なサイズ調整を行うことで、身体の疲れが軽減
イスを適正なサイズに調整するには、まずイスに『深く座る』ことが大切です。深く座ることで、骨盤を起こした姿勢を支持する事ができます。背もたれに腰を付けた状態で、まず『座面高』と『座奥行』のフィッティングをしましょう。

【座面高のフィッティング】
最も体圧を適正に分散できるのは、膝、足首(くつのかかと)がそれぞれ90度に曲がり太ももを座面に平行にできている状態です。

【座面奥行きのフィッティング】
大柄な方が奥行きを短いまま使用すると、体圧分散できる面が小さくなり、部分的な負担につながります。小柄な方にとって座奥行きが長すぎると、背に深くもたれることができず、サポート力が不足してしまいます。
「膝の裏と座面の間にこぶしが入るくらいの隙間を作れる位置」が目安です。
【肘掛けって、あった方がいいの?】
普段の生活の中で、長時間座るイスには肘掛けが付いていることが多いと思います。
コクヨでは身体をサポートする重要な要素と考え、肘掛け付きのイスを推奨しています。


各所でサイズ調整ができ自分の適正サイズを見つけられる
コクヨがおすすめするワークチェアー
【Mitra2 ミトラ2】

- 座面の高さと奥行きを調整可能
- ロッキング強度の自動調節機能&5段階の反力簡易調節機能を搭載
- スッキリと上質なデザイン&豊富なカラーバリエーション
【Bezel ベゼル】

- 前傾から後傾までさまざまな姿勢をサポート
- 最適なポジションの可動肘
- 背骨の湾曲や姿勢変化に合わせて伸縮するランバーサポート
2-3.適度に身体を動かすことが重要
同じ姿勢を続けると、筋肉の緊張によって「静的疲労」が生じます。これを防ぐために、人は無意識に身体を動かしています。こうした無意識の動きを妨げず、意識的にもこまめに身体を動かすことが大切です。筋肉の収縮によって血管を刺激する「筋肉ポンプ作用」が働き、血流が促進され、疲労の軽減につながります。

【静的疲労とは?】
近年、「座りすぎが寿命を縮める」といった記事等を目にすることがあるかと思います。
これは、紐解くと『長時間同じ姿勢を取り続けるのがよくない』というものです。
同じ姿勢が続くと筋肉の緊張による「静的疲労」が発生します。この「静的疲労」を防ぐため、人は無意識にも身体を動かしています。
その無意識の動きをなるべく妨げず、また、意識的にも身体を動かすことが重要です。
身体を動かすことで「筋肉ポンプ」の作用がたはらき、血液の循環を促すことができます。

身体のどんな動きにも追随積極的に姿勢を活性化させる
コクヨがおすすめするワークチェアー
【ing イング】

- 座面が360°自由自在に揺れ、身体の固まりを防止
- 座りながら揺れることでカロリー消費とクリエイティブな思考の活性化を期待できる
- 体圧分散を適正にする座面で、長時間座っても疲れにくい
【Wizard4 ウィザード4】

- 背もたれの上部が柔軟に動き、身体の小さな動きにもフィット
- 作業姿勢に合わせて最適な位置に調整できる可動肘
- 骨盤の前滑りを防ぐ座面機能で、腰への負担を軽減
2-4.イスと身体の接触面積を広げる
身体の表面にかかる圧力(=体圧)を分散させる必要があります。これを体圧分散といいます。そのためイスと身体の接触面積を広げることが重要です。

【体圧分散とは?】
体圧分散とは、接触面積を広げることで、身体の表面にかかる圧力(=体圧)が、局所的にかかるのを防ぐことを言います。イスの場合、特に座面は座骨結節点の2箇所を中心に圧力が集中し易く、硬い面に長時間座ると痛みを感じることもあります。
例として、硬い板の上に座った場合の体圧を計測してみると、2点に圧力が集中しているのがわかります。一方でバランスボールのような柔らかい面に座った場合では、硬い面よりも接触面積が広がり、体圧が分散していることがわかります。しかし、あまり柔らかい面は姿勢が崩れやすくなるため、適度に安定感を持つことも座面にとって必要な要素となります。

身体のどんな動きにも追随積極的に姿勢を活性化させる
コクヨがおすすめするワークチェアー
【pallo パロ】

- 前傾チルトやロッキングなどの機能も充実
- インテリアにも合わせやすいラウンドフォルムのデザイン
- 使いやすいコンパクトサイズ
【Liite リーテ】

- 暮らしに溶け込む1000通りのデザイン。
- 長時間の作業をサポートするチルト機能。
- 環境に配慮したクッション素材
3. 椅子と姿勢を見直して疲れにくくしよう
日々のデスクワークで長時間椅子に座っていても疲れないようにするには、次の4原則を満たした椅子を選ぶことが大切です。
1. 背骨を自然なS字形状に近づける
2. 適正とされるサイズに調節できる
3. 身体の動きに合わせてくれる(姿勢が固まるのを防ぐ)
4. 体圧が適正に分散されている
自分の体格や姿勢に合う椅子を選んで、快適な作業環境を整えてみてはいかがでしょうか。








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